笑激の告白【文福部屋】

『こけこっこ」さんのパーティー

私の事務所(有)文福らくごプロモーションは「上六」にあります。上六とは上本町六丁目のこと。近鉄電車の上本町が最寄駅。地下鉄谷町線の「谷九」谷町九丁目もあります。ここには最近オープンした新歌舞伎座(なんばから移転)がありまた賑わいが戻りつつあります。そしてこの辺りは私の遊び場です。焼きとり「こけこっこ」さんと和風スナック「司」さんはマスター、ママとも私や文福一座、文福一門のおっかけもして下さり、親戚以上のおつきあい。
その「こけこっこ」さんがめでたく15周年を迎え、私が発起人代表となり、これまた地元のホテル「アウィーナ大阪」でパーティーを開きました。元会社社長ながらバブルのはじけを体験、裸一貫まったくの素人から焼きとり屋さんを始め15年経ちました。百万、千万を動かしたときもあったけど、一本100円単位の焼き鳥でおいしいと言って下さる度にしみじみ喜びを噛み締められるようになったと笑う「コケマス」こと奥本和夫さん。私も多くの芸人仲間を連れて行き、店内にはたくさんのサイン色紙(有名人だけではなく芸人さんというだけで心から頂いた色紙)が貼ってある。
しかし鳥インフルのときなんか安全な食材にも関わらずお客さんが激減。そんなとき、私が提案して「こけこっこ寄席」を開きました。私の事務所が楽屋になり店内が寄席。それが評判となり、やはり常連の津軽三味線の名人、長谷川一義先生をはじめ、ジャズコンサート、マジックショー等「こけこっこ寄席」として定着。パーティーではマスターが司会のぽんぽ娘に「老けた七五三」とひやかされた紋付袴姿。文福一座のお笑いや私の兄弟分の国分家竹春師一行の河内音頭と盛り上がり、まことにケッコーなパーティーになりました。

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