笑激の告白【文福部屋】

九州場所が楽しみですタイ

いろいろあった今年の角界。しかし一年納め九州は大きな楽しみでんな~。名大関魁皇関(千代の富士の記録をぬりかえた歴史に残る名大関、国民栄誉賞をあげてもええでー!!)がいない九州、どうなるかと思ったけど琴奨菊関、よう間に合うたな~。直方出身の浅香山親方(元魁皇)と同郷(角界ではくにもん)の福岡出身、柳川市では水郷の町らしく水上パレードも行われたそうだ。新大関として故郷に晴姿。佐渡ヶ獄部屋と我が文枝一門は浅からぬ縁がおまんねん。
私が入門した約40年前、琴桜、長谷川の二枚看板の部屋のごひいきが我が師文枝(当時小文枝)も応援して下さっており春場所前は合同で激励会を開いて下さってましたし、内弟子の頃おやじ(師匠)の家に力士が来てちゃんこなべを炊いてくれたりしたのを見て、ねっからの相撲好きはただただ興奮と感動でした。またもう一つ縁があるのは私の母校和歌山の荒川中学校の相撲部の一年先輩がスカウトされ「紀州洋」として幕下まで取った部屋が佐渡ヶ嶽部屋でした。当時はいろんなしこ名がありましたが、横綱琴桜関が部屋を継いだ頃から部屋の全力士に「琴」を付け、初めは本名に「琴」を付けました。現在の師匠「琴の若」も初めは琴今野、琴光喜は琴田宮、琴奨菊は琴菊次でしたが琴欧州だけは琴カロヤンにはならなんだ。
今から19年前おやじが小文枝から「五代目文枝」を襲名した時のパーティーの席上、琴桜の佐渡ヶ嶽親方が「琴の付く力士は皆、文枝師匠にお世話になっております」とご挨拶して下さいました。琴奨菊関も秋から冬に菊の花を咲かせ、来年春には桜の花満開として「琴桜」襲名はどうかな。もちろんもうひとつ上の番付でね。そんな思いで九州場所今年も行くんですたい。ばってんよか相撲見せてほしかー!! 去年の九州ではあの「白鵬64連勝ならず!!」の歴史的大一番を土俵の真ん前で私は見たー!! (あの映像が流れる度、私の姿が…)あの大きな白星をあげたのが稀勢の里関、白鵬関にはめっぽう強い!! 先の秋場所も稀勢の里、琴奨菊の両関脇が横綱に勝ったのに最後はきっちり横綱白鵬関に20回目の優勝をさらわれた。ここらが課題、下の者に取りこぼしをしなければとっくに大関や!! 今度こそ期待しまっせ。そんな話を直々に出来ましたで。
maguchi.jpg10月11日に運送、物流でがんばっておられる間口グループ(大阪市港区)さんの創業110周年のパーティーに招待されました。ここの前田社長は元力士。土俵の鬼の初代若ノ花の弟子(二子山部屋)その縁で会社に相撲部があり、元力士や学生相撲出身者をたくさん雇用し実業団の大会でも強豪。そこの現監督が元幕内朝乃翔の小塚氏で、私も断髪式や結婚式に出た間柄で間口グループさんとのご縁が出来た次第。社長の弟弟子にあたる元横綱隆の里の鳴戸部屋が毎春お世話になっており、この日のパーティーにも親方(乾杯の発声)そして若の里関、高安関も出席され、なんと私の隣の席が稀勢の里関だったのです。ミーハーの私はワクワクドキドキ。もちろん九州での応援も約束しましたで。