| 文福のおいやんストーリー |
| 文福のおいやんストーリー ●今年も目標として、年6場所必ず大相撲の本場所に足を運ぼう(どんな目標や ! ! )。昨年はいろいろゴタゴタが多かった角界。ミーハーの週刊誌やワイドショーで知ったかぶりのコメンテーターの意見もさることながら、私はあえて感動的なええ話を紹介したい。 ●初場所は新旧おりまぜての話題として、新大関安馬改め日馬富士関の誕生はおめでたい。彼は小兵ながらたゆまぬ稽古と不屈の根性の持ち主。口グセが「常にお客を喜ばせたい、銭のとれる相撲をとりたい」アマやけどプロや ! ! そして横綱朝青龍関、大関魁皇関の進退問題もとり立たされるが、横審のセンセイ方に引退勧告する等の権利はない ! ! 本人がケガを治し納得するまで戦えばいい。過去に5度も優勝し、実力は横綱級の「気はやさしくて力持ち」の名大関魁皇関。かつての大ブームを巻き起こした花のロクサン(昭和63年初土俵組)若貴兄弟や曙関が去った今も存在感抜群。先の九州場所は途中休場でさみしかった。角界では太った力士はアンコ型、細い力士はソップ型、では魁皇は何型化?福岡のノーガタ ! ! チャンチャン(直方市出身)。 ●その九州場所(昨年11月)では感動的なことがいくつかあった。幕内、十両の優勝は、横綱白鵬関、翔天狼(新十両)とモンゴル勢が制したが、幕内以下各段はドラマチックだった。まず幕下優勝の琴国。これがただの優勝ではない。幕下以下は7日間相撲をとり、幕下東西十五枚以内で全勝すると十両昇進という内規がある。その琴国は幕下十枚目で見事全勝。なんと彼は入門15年目の30才。七番相撲の勝ち名乗りを受けるときから涙、涙、涙。先代親方(横綱琴桜)の思い出等をかみしめながら花道をさがったら、まず現親方の佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴の若)ががっちり握手、そして関脇をはったことのある幕内琴奨菊関や大関琴光喜関が「兄弟子 ! ! おめでとうございます」と早い時間の幕下の取組を見ていたのだ。 ●さらに三段目、序二段、序ノ口の3階級は、私が部屋創設時から応援している白いウルフこと関脇益荒雄の阿武松部屋が独占 ! ! 親方のご当所での「親孝行」の3人は、三段目乾王、大阪出身で高校相撲で活躍した力士、序二段は17歳のホープ慶(けい)、そして序ノ口は若駿河、彼は大ケガのため幕下から転落したが、根性で復活。30才のさわやかな小兵力士の優勝インタビューに涙した私であった。 ●こんな感動をもっと広く知ってほしいものだ ! ! 相撲ってほんとにいいもんですねえ ! ! 「いちもん新聞より抜粋」 |