| 大相撲 ほのぼの噺 |
| ●五月場所は横綱武蔵丸関が11回目の優勝を飾りました。 私も三日目両国国技館へまいりまして向正面の土俵だまりの4番目にすわっておりましたので久しぶりにNHKの全国ネットに出まし・・・いや、そ〜っとうつりました。トホホ・・・。 しかし、七月場所(名古屋)中には昼1時からのNHKBSの大相撲中継の前に衛星放送落語会にて私の相撲の落語「大安売」がオンエアされるはずです。7/7か8やったと思います。 ●さて、それはさておき今や幕内の土俵で横綱・三役に負けない拍手をあびる関取が出ました。 我らが東関部屋の高見盛関です。花道からの入場、土俵下にひかえる時、仕切りのしぐさがなんともいえずユニークでほのぼのとした雰囲気が漂います。制限時間一杯の時のパフォーマンスがまたおもしろい。しかし彼はわざと笑わす気持ち等ありません。極度の近視の上に少々あがり症。しかし、相撲に対する姿勢が実直で誠実。勝ち名のりの時「何べん頭下げんねん」と思うほど謙虚。 ●彼は一昨年の名古屋で新入幕を果たし、見事十番勝って敢闘賞。その場所涙の復活優勝をかざり天皇賜杯を愛娘・愛息と一緒に抱いた横綱曙関(私も後ろでバンザイをしました)のオープンカーパレードの旗手もつとめ、翌場所は曙関の土俵入り露払いもつとめ前途洋々に見えましが、若の里戦でヒザの大ケガをしその後休場、番付けは幕下まで落ちました。 ●しかし、今年初場所、見事十両優勝をかざり三月の大阪では返り入幕。(私も府立体育館の前に「高見盛関江 桂文福より」と染めた力士織を贈りました)そこで9勝、そしてこの五月には幕内上位で見事勝ちこし、千秋楽はなんと結び前の一番という事は「三役そろいぶみ」。横綱武蔵丸関、関脇朝青龍関と三人、扇のかなめの形でしこをふみました。敗れたものの大関栃東戦でも存在感をアピールしました。 七月場所では武蔵丸関との対戦も楽しみ(右さし合戦)乞うご期待。 ●この高見盛関は日大の相撲部出身で、大学の先輩の追風海関とは青森県板柳町と同じ町内の出身、日大時代の同期は琴光喜関・濱錦関。今や学生出身力士は関取衆(十両・幕内)でいえば3人に1人というほど増えました。 この五月ですごかったのが昨年の学生横綱で、中央大出身の成田(尾車部屋)。なんと幕下15枚目格付出しということは七戦全勝なら十両昇進出来るという番付。三月春場所では近大出身の朝三好が、やはり15枚目格でデビューしたものの5勝2敗。(それでもすごい!相手は連日元関取か十両をねらう米びつ<ホープ>ばかり) ●さて、成田は快進撃で6連勝。さあ史上初の初土俵から一場所で十両かと注目されましたが、七番相撲の相手は元十両の豊桜(陸奥部屋)。幕下二枚目で六連勝、すでに返り十両を決めているものの優勝をかけての大一番!! やはり、ちゃんこの味のしみている豊桜に土俵の真ん中ではたかれて、初めて味わう黒星の味。私は先代立田川親方(元関脇青ノ里)の部屋に入門した新弟子時代から知っている豊桜の意地に感動。でも成田にとっても良かったと思う。この黒星は貴重な経験になるはずだ。七月の名古屋ではすんなり十両昇進を決めるはずだし、そのまま順調に出世していくだろうから。 |