| 60年ぶり 定席復活 ! ! |
| 60年ぶり 定席復活
! ! ●上方落語家の悲願だった落語の定席「天満天神繁昌亭」がついに幕をあけた。9月15日の「こけらおとし」公演の初日の朝、テープカットの式典に先立ち、(社)上方落語協会の三枝会長が、三代目桂春団治師匠を赤い人力車に乗せて、天神橋筋商店街を練り歩いた。 ●若手落語家達は協会のそろいのゆかたにそれぞれの芸名を染めぬいたハッピ姿で、ちょうちんやのぼりを持ち、我が一門からはきん枝、文福両理事が黒紋付ハカマで「お練り」に参加、繁昌亭までの約2キロを歩いた。途中笑福亭鶴瓶師が車夫に加わるサプライズもあり、商店街や天満宮境内の人々も大喜び。高座では口上の司会に文珍が加わり、「文枝一門」の存在感を示した。三枝は戦後上方落語復興に情熱をかけむけた「四天王」の師匠方や亡き先人に思いをはせ、感激の涙、涙、涙。すかさず文珍が「ハンカチ王子」の佑ちゃんハンカチを手渡す連係に場内大爆笑。 ●「繁昌亭」の名は、故六代目松鶴師が会長時代上方落語協会で運営していた「千里繁昌亭」から受け継いだ。「繁盛」ではなく日を重ねて盛り上がるという意味の「昌」を使った松鶴師のこだわり。上方落語特有の見台とひざかくし(座布団の前に置く物)は、木工細工で三ツ柏の紋が入った我が師、故文枝からの寄贈品。高座の後ろに掲げられた額の「楽」という字は人間国宝米朝師の筆。そして赤い人力車は、爆笑王初代春団治師の伝説にあやかって、三代目春団治師に乗って頂いてまさに「四天王」の思いがこもった寄席である。 ●こけらおとし公演は9月15日から10日間、日替わりで約200人の落語家が出演し、連日大入満員、前売券も天満宮の梅を見るごとく「カンバイ」であった。 彦八まつり大成功 ●今年も9月2日、3日と天王寺区の生國魂神社(生玉さん)で上方落語のファン感謝デー「彦八まつり」が行われた。今回の実行委員長はコエピョンこと小枝。おめでたい事に直前に初孫が生まれ、なんとおじいちゃんになった。彼は2人のおじょうさんを育てたが孫は男の子。小枝コレクションのブリキのおもちゃやロボットがワンサカ、いまからデレデレのおじいちゃんぶり。 ●その小枝実行委員長のアイデアでまつりは大成功。「探偵ナイトスクープ」で共演中の名優、西田敏行さんも高座で一席演じる等大盛り上がりで、過去最高の2日間で約11万人のお客様が来られ、我が一門の「文枝茶屋」の名物焼きうどんも長蛇の列。枝女太店長も大忙しだった。 田辺寄席 400回達成 ●昭和49年9月に幕をあけた地域寄席の草分け「田辺寄席」がめでたく400回を迎えた。阿倍野青年センターに毎月手作りの舞台を作り、ポスター、チラシ配り、機関紙「寄合酒」の発行等、大久保氏をはじめとする世話人会さんに只々感謝、そして毎回超満員にして下さるお客様にも感謝。なにより毎回「出番決め」から「出演」と文太の存在なくしては成り立たない。ここにも「文枝一門」の力を発揮している。 「いちもん新聞より抜粋」 |