いちもんニュース

恒例文枝独演会大成功
9月2日、大阪日本橋の国立文楽劇場においておなじみの文枝独演会が催され、大入満員の大盛況、ゲストの笑福亭鶴瓶師は修行時代の故6代目松鶴師との思いでの新作落語「長家の傘」で大爆笑。師匠は「京の茶漬け」となんと自作の新作「熊野詣」。このお年で(失礼!!)新たな噺を作り、それを覚える意欲に脱帽。
このため熊野古道や那智の滝、熊野三山(那智、速玉、本宮)の大社等を取材。熊野大神のお使いである3本足のやたがらすにのる主人公の気分を味わうため、ヘリコプターで、熊野の空をとんで来た。当日はその師匠の情熱にうたれてファンになって下さった新宮市や熊野地方の方々が観光バス2台で来阪、終演後楽しい交流会も盛り上がった。


上方落語協会誌創刊
昭和32年にわずか10数人で設立した協会も今や200人の大所帯。「もっと上方落語ファンの輪を広げよう」「会員同志のきづなを深めよう」との思いで、協会の情報誌を出すことになり、当いちもん新聞の編集長の文福が、協会誌の編集長を拝命。各一門から論客を集め、編集部を立ち上げ9月1日に創刊号を発行。翌日の文枝独演会でも売れ行き好調。
「この人この品」のコーナーで師匠文枝が先代文枝師ゆかりの品を紹介。上方落語家一門系図やユニークなエッセイ、4コママンガ「ハナシカ君」等楽しい誌面に仕上がっている。タイトルの「んなあほな」は協会員より募集して選ばれた笑福亭仁勇師の案。ぜひご笑読下さい。
お問い合せは06-6644-3619(社)上方落語協会まで。



上方落語協会社団法人化
かねてより協会員の念願であった「社団法人上方落語協会設立許可書」を河合隼雄文化庁長官から頂く事になり、去る8月25日、大阪日本橋の国立文楽劇場において手交式が行われ、当協会より前会長の露の五郎相談役、桂三枝会長、林家染丸副会長、桂春之輔副会長、「んなあほな」の桂文福編集長が黒紋付羽織袴で出席、許可書を手にした。
三枝会長は「これで一層責任感のある団体になりました。国からもどんどん援助たのんまっせ!!」と笑顔。河合長官も「上方落語で、関西からの文化力を期待しています」とエール。


ちゃん好が文鹿(ぶんろく)に改名
文福門下二番弟子のちゃん好が文鹿に改名し、去る9月10日、大阪千日前ワッハ上方(大阪府立演芸資料館)のワッハホールで披露の会を開き、立ち見の出る大盛況。兄弟弟子の茶がま、まめだ、東京より三遊亭円丸師(文鹿と同郷、奈良出身)師匠の文福、大師匠の文枝が高座をつとめた。大師匠文枝は、孫弟子のため十八番(天王寺詣り)を大熱演。口上では司会の露の都師、笑福亭呂鶴師、桂福団治師らのあたたかいお言葉に師弟共々ウルウル…。
故郷と芸名にちなんで「鹿政談」を好演した文鹿は「今後は秋田の男鹿とか兵庫の八鹿等、鹿の名のつく市町村で落語をしたい」と夢を語った。最終目的地はアメリカのシカゴや!!


「いちもん新聞より抜粋」