| 涙の復活優勝!! |
| ●琴光善関の初優勝の興奮さめやらぬ9月29日・30日の2日間、私は又、両国国技館へ行きました。64代横綱・曙関と、幕内・敷島関の引退に伴う断髪式で、光栄にもハサミを入れさせてもらいました。両関取共、新弟子時代からのお付き合いで、感慨深いものがものがありますね。たまたま2日続いていましたので交通費が助かった(せこいな〜)。 ●さて、上方落語のファン感謝デーともいえる彦八まつりですが、人気プログラムとして「落語家による奉納相撲」があり、11年前の第1回大会で私が優勝して初代横綱となり、しこ名も男らしく「玉双津」。この10年の間、余興の銭もうけでの休場もありましたが、出場すれば準優勝か3位に喰い込んでいました。3年前にはちゃん好君と師弟対決があり、彼は遠慮なく師匠の私をぶんなげて優勝しました。 ●今回は、もう限界を悟り、一門の三ノ助君を露払い、ちゃん好君を太刀持ち(我々は扇子持ち)に従えて土俵入りだけつとめ、後は解説のつもりでした。所が満員のお客にのせられて、土俵に上がりました。相手はほとんど20代。50前の私としては長引くと体力が持ちませんので、猫だましから足とり、外小股、切り返し、内無双と「技のデパート」舞の海関や智乃花関のイメージで勝ち進み、あれよあれよと決勝戦。 ●相手は入門3年の笑福亭風喬君。こちらは入門30年の意地がある。今までわりとせこい勝ち方をしてきたので、そのうらをかいて頭からぶちかまし、左を差してかいなをかえし、右前みつをひきつけて、一気の寄り倒し!!涙の復活優勝!! ●仕度部屋(楽屋)で若い衆達に「まだまだ負けへんぞー」というと若い衆、「師匠、今度は落語で勝負しまひょ!!」トホホ〜。 いちもん新聞「文福のおいやんストーリー」より抜粋 |