人権講演一週間

2002年の12月4日から10日の人権週間は、おかげさまで、一週間べったりスケジュールがはいりました。他からも、おさそい頂きましたが、先にお聞きしている所を優先させてもらいました。
私が講演なんておこがましいし、まして人生訓、子育て論などとんでもありません。栄養があっても教養はないし、体格は立派でも、人格は、まだまだ・・・トホホ。

ただ、各地をまわらせて頂き「ふるさと寄席」等を通じて、いろんな「出あい、ふれ愛、わきあいあい」をさせてもらっていますので、体験をもとにしたふれあいエピソード、各地で感動した事、出あったすばらしい人々等の事を、心を込めてお伝えする伝導師のつもりで講演をさせてもらっています。
私が愛する長門仙崎の童謡詩人、金子みすゞさんの詩の心をもって、皆さんと接したいと思います。

12月4日は、京都府の加悦町、町民会館(かや)とよみます。鬼が出たという大江山のふもとで、丹後ちりめんの里です。桂勢朝君の南京玉すだれのサービスもありました。担当の教育委員会の土田さんが「私が、大学時代お世話になった門(かど)さんと言う先輩、知ってるでしょう師匠の高校の柔道部の先輩やったとか・・・」思わぬなつかしい話に花が咲きました。

12月5日は、新幹線で山口県の新岩国へ着き、熊毛町の「サンウィング熊毛」へ。担当の石田先生が司会をされ、地元の小・中学生達の人権作文や詩の発表があり、舞台そでで聞いている千田やすし君も私も感激、やはり「金子みすゞ」を生んだ山口だけのことはある。ここは鶴が飛来する町で、帰りに「呼鶴温泉」にドボン。

12月6日、前日新幹線で東京入り。20年来定宿にしている浅草の「ホテル雷門」から、歩いて5分の「浅草公会堂」へ台東区主催の人権講演と映画の会。各市町村の会館や公民館の感覚で台東区の方は「浅草公会堂」が、あたりまえでしょうが、こちら上方の芸人にとれば、めったにあがることがない舞台。まして、まわりには同じ頃浅草演芸ホール、東洋館、木馬館等々寄席や劇場がわんさか、東京落語の師匠方や芸人さん、大衆劇場の方々が熱演中。その中、私の落語と千田君の腹話術、私の講演、人権河内音頭、和歌山ラブソング21の熱唱とやりたおしました。

講演終了後、お客様をロビーでお送りしていたら、「ホテル雷門」のおかみさんが見に来て下さっており、いつもの口調で私に、「田中さん、とってもよかったわ〜」。その夜、浅草ロックス6Fにある「まつり湯」で一汗流し、友人のトキワの萩原社長と合流、お酒、お料理、カラオケと浅草の夜を満喫、ごっちゃんでした。

12月7日は、東京から名古屋へ出て近鉄特急にのりかえて、三重県の桑名駅へ。そこで、大阪から我が「文福らくごプロモーション号」の車で、桂まめだ君と桂小福君が迎えに来てくれていて、木曽岬(きそさき)町の小学校へ。名物のトマトを頂きおいしかったー。帰りは、由緒ある木曽岬温泉へジャブン。

12月8日は、我が家の生駒市から木津川沿いに40分程車で走って、京都府の加茂町の文化センター(あじさいホール)での人権フェスティバル。会場に着くと、うちの嫁はんのお友達の野田さん、森さんがおめかしして会いに来てくださった。私と千田君は午前中の講演、昼からは、あの「サインはV」でおなじみの女優、岡田可愛さんの講演もあり、ミーハーの私はお会いしたかったが、予定があったためすれちがい、トホホー。

12月9日、新幹線で岡山へ。さらに特急しおかぜで瀬戸大橋を渡り、香川県観音寺駅へ着き、豊浜町公民館へ。「ちょうさ」という有名なふとん太鼓のまつりの時、又、来たいな〜。千田君と岡山へもどり、新大阪へ背をむけ一路博多へ。天神の「ゆの華」というお風呂につかり、長浜の屋台へ。おいやん(紀州でおじさんのこと)二人がしみじみ語り合い、飲む・・・。

12月10日、博多から八幡市民会館へ。今は北九州市であるが、昔のままの八幡市民会館、博多から在来線にのったが、香椎(かしい)、里崎、戸畑等、地元が産んだ大作家松本清張先生の作品を思い出す。800人の大観衆にありがたい拍手、笑いを頂き大満足。

終演後お世話になったウイングの有川さん(すてきな女性)が、小倉駅へ送ってくれる途中、「私が娘みたいにしてもらってるおいしい焼酎の店があるんですが、少し寄りません?」もちろんOK。新幹線にのるまで40分程ありました。そのお店は「一坊」(かずぼう)さんといって、ここのマスターは、まさに日本一の焼酎博士!!千種類ほどの焼酎が並んでおり年代物もチビチビ出して下さり、おかみさんの笑顔もうれしく焼とりや串焼きも絶品。
案の定、新幹線、2時間程ずらし、ええ気分、ウィ〜ヒック。指定券はパーになり、自由席レールスターで大阪に帰る。

「真の笑いは平等な心から」このテーマでこれからもあちらこちらに出没しますので、みなさん覚悟はよろしいか、ほな又、おおきに。